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やまびこ

少し前の話しで恐縮ですが、

 

去年の1月(2016/1)頃にラジオで頻繁にかかっていた曲で、

 

FM north waveのメガプレィと、AM STV パワープレィでほぼ同時期にオンエアーされていました。

 

 

arts氏がはじめてこの曲を耳にしたとき、一瞬でこころに響きわたり、

 

一度聴いたら耳からはなれなくなったそう。

 

 

そう、「やまびこ」 中村絵美さんのこと。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=BGVUiMskx_U

 

 

もう、一度でもこの曲を耳にしたなら、

 

いまさらarts氏が能書をいう必要もないほどに、

 

こころに響くことだと思います。

 

 

え? それでも能書をいわせろと。

 

arts氏がそれほどいうのなら、少しだけお話いたしますかねぇ。

 

 

この曲がラジオから流れていた時期は真冬で、雪も深くつもっていた、

 

そう、年も明けた間もないころ。

 

心身ともに弱っていた時期に、自動車での移動中、はじめて耳にし

 

こころに衝撃が走ったのです。

 

そして、目がしらがあつくなり、

 

とうとう涙がぽろぽろとこぼれ落ち、

 

こころの中のあらゆる感情や思いがすべて消え去り、無の境地へ。

 

arts氏いわく、般若心経の「空」を表した瞬間だったそう。

 

 

それからというもの、

 

とうに忘れかけていた、

 

「自分に正直であること」を思い出し、

 

静かにこころを燃やし始めたとか。

 

 

やれやれ、arts氏は何をいっているのかさっぱりわかりません。

 

もう、arts氏のことはほうっておいておきましょう。

 

 

「やまびこ」を作詞した中村絵美さんとはどのような人物なのでしょう。

 

たしか、ラジオでゲスト出演しており、彼女が話しているのを聴いていた覚えがあります。

 

どこのラジオステーションだったのかはさだかではないのですが、

 

アーティスト活動のかたわら、いろいろな仕事を経験されたといっていたのを記憶しています。

 

保育士や運送会社の事務員、自動車メーカーのエンジニアなどなど、

 

エンジン開発の過程で、はんだ付けまでやっていたとか。

 

 

察するに、感受性が強く、様々な経験をえて、自身のこころに刻み、歩んできた人物だったのでしょう。

 

様々な価値観を受け入れ、それらを尊重し、

 

過去から現在、そして未来へとの流れる時間の中、

 

向き合っていたのは、いつだって自分自身だったのではないでしょうか。

 

 

そんな志の強い女性が、この地にいると思えることが、なによりの励みになります。

 

 

彼女の記した歌詞を、ここに引用させていただきます。

 

 

曲を聴き、歌詞をご覧になったみなさんのこころには、

 

どのように響き渡ったでしょうか。

 

 

 

歩きだした山道はガラスの破片が多いんだ
打ち勝てずなくなくやめた人達が落としていった警告の証
刺さったもんなら痛くて、心臓や脳まで貫く痛み涙拭くハンカチなんてないんだ
Tシャツで拭って前向け
ここから見える場所は私がいた高校だ
あの時は輝いてた今つまらないのが当たり前
そんなの自分次第だ
あの時より輝いていたいじゃんか
あの時より  あの時より  あの時より  あの時より
そう、オリジナルの夢は助けて誰か私の背中を押してって願うもの
己を信じる 腕枕の眠りおいて
必死すぎて気づくと床で寝る
夜がいつか上がる花火に点火することになるんじゃないのか
上に行けば道は何の音も聞こえない
自分の足音だけがザザザ
自分の呼吸だけがハハハ
明日が同じように来るのか
わからぬことを日本に教わる
でも明日を信じて歩け
険しい山道を歩け
己の山道を
己の叫びを
己のやまびこで
己の心に響け

たった今からはじめればいい あの頂上の旗を握るため
ペン握るのが自分の道なら 
我慢施策があなたの道なら
毎日ウォーキングが私の道なら
波に乗るのが彼の道なら
PC向かうのが僕の道なら
オシャレするのが彼女の道なら
包丁握るのがお前の道なら
土耕すのが俺の道なら
旅に出るのがあの子の道なら
ハサミ握るのが君の道なら
酒覚えるのがあいつの道なら
インパクト握るのが奴らの道なら
子供の手 包むのが道なら
道なら 道なら

頂上の高さなんて隣と比べるもんじゃない
頂上まで己を信じて歩ける強さが全てだ
頂上を目の前に引きかえさねばならぬのなら
それも勇気だ 涙を拭って何度でもまた登って前向け
己の山道を
己の叫びを
己のやまびこで
己の心に響け

響け 響け 響け
ラララ