パソコンの電源プラグが破損したとのことで、当店に持ち込みいただきました。

電源コード全体の様子。
お預かりして、点検を開始。

パソコン差込側のプラグが折れてしまっている。

パソコン側差込口にプラグ部品が残ったまま。
上記写真は、すでに抜き取ったあとに撮影したもの。

全体的には問題なく、先端のプラグだけで修理可能と判断、修理を開始。
交換のプラグ部品を用意。(4A対応プラグ)

テスターにて、破損したプラグの極性を確認。

プラグへ接続のため、配線コードから芯線を取り出す。

通常、家電用配線(ここでは、AC100VからDC19V変換された)はこのように、
外側と内側(白い線)の2芯式になっていて、外側がアース、
中心(白線)が電源線になっている。

中心の芯線(白色、電源線)をプラグ中心へハンダ付けする様子。
中心線と外側を接触させることなく、ハンダをのせていく。

完成の様子。

パソコン本体へ接続、差込の具合を確認。

パソコン本体へ電源を通電試験実施、無事通電された。
いつもこの瞬間がはらはらさせられるところで、構造や結線を何度も確認しているから、
問題ないはずなのだが、万一見込みがはずれば逆接続になり、
一瞬で電化製品は壊れてしまうからだ。
通電の瞬間、覚悟を決め、最終確認にて完了。
Mでなければやってられない作業だ。
お客様にも大変喜んでいただき、引き渡して無事終了。
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