ホンダ除雪機 HS660 の点検修理です。
不具合内容は作業灯が薄暗くしか点灯しない様子。

作業灯を取り外しての点検の様子。
たしかに薄暗くしか点灯していない。

点検ポイントは機種にもよりますが、発電機の他、作業灯用の発電コイルがあるので、
その周辺から点検を実施します。

やはり発電コイルから電圧が上がってきていませんでした。
(画像右側、赤線があるほうの部品)
点検の結果、どうやら絶縁不良のようです。
コイルと鉄心がショートすることで、磁界が発生せず、結果、電圧が上がってこなくなります。

あわせて充電回路も点検していきます。
配線まわりの目視点検は大丈夫そうです。

整流回路リレーの点検の様子。

バッテリー周辺の配線回路の点検の様子。
あわせて充電量も測定します。
現状、特に問題はなさそうでしたが、先の作業灯用発電コイルの消耗から考えて、
充電用コイルと整流回路リレーを予防整備にて、交換することとしました。
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