少し遅れてですが、4月4日頃は清明(せいめい)、二十四節季の5つめになります。
新暦での期間は4日から、次の二十四節季の穀雨の4月20日頃まで。
草木や花が咲き始め、春の気が美しく輝くこの時期、
万物のすべてが清く明るく輝き、すがすがしい様子を表しているようです。
この世に存在するすべてのもののはじめの頃は、とても清らかで美しく、
明るくて、すがすがしいものであるということは、ひとつの真理なのでしょうか。
この時期に街角を見回してみると、まだところどころに残った雪山があるものの、
確実に季節の変わり目を感じることができます。
天候、気温の変動の差はあるものの、確かに春の「気」が感じられます。
なにかと忙しい年度末を乗り越えて、気が付けば4月に入り、
少し落ち着いたところだと思いますが、新しいものが芽生えてくる季節です。
新しく始めるものすべてが、清く明るいもののはず。
これから春を迎え、5月の連休を終えた頃には、もう暖かくなっていることでしょう。
夏がやってくる準備が必要になる時期でもあり、
暖めてきたものを、開花させる準備でもあります。
きっと、今時期に思うことというのは、すべて清く明るいものなのだと思います。
そのときに思った想いをいつまでも大切にすることが出来るなら、
いつまでも輝き続けることができるはずです。
当店では、おかげさまで思いのほか、忙しくさせていただいています。
年度末のドタバタが過ぎたかと思いきや、連休にむけてまたドタバタしているところ。
その忙しさがとても尊く、清明を重んじながら仕事が出来るからこそ、
ひとつひとつ、前に進めるのだと思います。
これからいい季節がやってきます。
おかげさまで、またいい汗をかくことができそうです。
二十四節季は季節の節目。
清明は、新しい芽吹きの様子が清らかですがすがしく、明るいものであるのなら、
初心忘れずいつもこころすがすがすがしく、明るくいければいいですよね。
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