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春の証明

桜前線がついに北海道にもやって来ました。

さっぽろでは4月28日頃、開花したようです。

 

当店の周辺にあるサイクリングロード周辺には桜の木が多数あり、皆すべてが、

鮮やかに咲き誇っています。

 

 

桜の花は、どう形容したらいいのでしょうか、美しくも貫禄があり、とても淡く、

そして、はかなさをもっている美しいお花です。

 

桜の花が開花したということは、それは春の証明に他なりません。

長く寒い時期を過ごしてきた北国の人々にとって、

どれほど待ちわび、そしてうれしく思うことでしょうか。

 

 

少しぶれてしまいましたが、桜の花の美しさが伝わってきます。

 

 

ようこそ、桜さん。

あなたたちが訪れる日をどれだけ待ちわびたことでしょうか。

 

 

サイクリングロード脇には、あちこちに桜の木が植えられています。

 

 

本当に淡い色をしています。

今年の開花は例年に対して、早いようです。

それでも、だいたい北海道では、GW頃に咲きはじめるのは変わりありません。

 

 

実に見事に咲き誇っています。

1年間365日の時間軸において、必ず戻ってくるこの季節を感謝せずにはいられません。

 

 

サイクリングロードの反対側(南側)をみてみます。

これからの季節、この道はもっと鮮やかに彩っていることでしょう。

 

 

そして月寒川を覗いてみます。

静かな時間が流れているのが感じられませんか。

 

今流れている水たちは、石狩川に合流し、日本海という大海原をめがけて流れているのしょうか。

そして自然と一体化し、壮大なる大冒険をえて、やがて私たちのもと戻ってくることを考えると、

この世にあるすべてのものが大自然の一部であり、抗うことなど、

無意味であることを教えてくれるような気がしてなりません。

 

 

サイクリングロード端の出入り口を見まわしてみると、もう一人の春の使者がいました。

 

 

そう、たんぽぽさんです。

なんとかわいらしいお花なのでしょうか。

鮮やかな黄色で、たくましくも、ひかえめな、野生のお花です。

 

 

おや、もう一人の春の使者がいるではありませんか。

つくしさんでしたか。 一緒にいるのは三つ葉さんですね。

 

 

今の季節、桜の花が主役であるならば、これから夏に向かって咲き誇るたんぽぽとつくしと三つ葉は、

長い時間をえて、主役を演じてくれるに違いありません。

(白石区栄通14丁目、当店周辺にて)