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芒種

6月5日頃は芒種(ぼうしゅ)、二十四節季の9番目になります。

その由来は、米や麦等のイネ科の植物の咲かせる花の外殻が

針のように出ているところを「芒」(のぎ)というんだそう。

 

芒の種で、稲作を始める、田植えの時期であることをあらわしています。

この時期は農家さんが田植え等の作業でとても忙しくなるということのようです。

 

そして、この時期には日本では、梅雨が始まる時期でもあります。

もっとも、北海道では、梅雨はないといわれておりますが、

それでも、天気がぐずつくのは、本州とそんなに変わりはないようです。

 

気温も高い日と低い日が交互にやってきて、寒い日であれば、

しまいかけたストーブを持ち出してくる必要が、北海道にはあるのです。

 

ここ北海道の天候は、5月の連休明け以降から、少しずつ気温が高くなり、

好天に恵まれるのですが、季節の変わり目の時期でもあるため、

少しでも天候がくずれてきたら、急に気温が下がり、寒い日に戻ってしまいます。

 

ライラックの花が咲き乱れるも、急に気温が低くなることから、

リラ冷えとも言われる時期は、6月の中旬まで続きます。

 

今週、札幌では よさこいソーラン が始まり、来週には 札幌祭り が始まりますが、

この芒種の頃を前後して、ようやく夏を迎えるのです。

 

さて、芒種の時期であるのなら、当店ではそろそろお花の種を植えていきましょうか。

少し大きめの木枠のプランターは2つ、もう用意してあります。

何を植えるのですかというと、ミニひまわりと朝顔です。

 

成長が早いらしく、順調にいけば、今月中旬には芽を出し始め、

7月中旬~8月上旬には、大きくなってくれることでしょうね。

いまからとても楽しみです。

 

すでに連休明けからは、黄色いお花たちがやってきて、

当店の、お花部長として活躍してもらっているのですが、

どんどんにぎやかになってきそうです。

 

芒種のこの時期、いろんな種をまいていきませんか。

そして、水をやり、手を加えていくことができるなら、

必ず成長し、大きくなって、ひとつの結果が生まれます。

 

自分だけの 種 を育てて、咲かせることができるのなら、

こんな素敵なことは、他にはありませんよね。