· 

立秋

8月7日は、立秋(りっしゅう)、二十四節季の13番目になります。

 

8月の7日がいつも立秋になるのかと言えば、そうではなく、

その年年で日にちが違ってきたりするのですが、

だいたい、7日が立秋になるようです。

 

そんな立秋とはどのようなものなのでしょうか。

そう、秋が立つと書かれて、秋が立つ、暦の上では、もう秋にほかなりません。

 

ここ北海道では、だいたいお盆が開けたところから、秋を感じられるようになってきます。

だから、北海道の夏は、本当に短く、7月の後半から、8月の前半が、夏の到来といったところでしょうか。

 

それにしても、今年においては、お盆の前から、秋を感じてしまいます。

朝の、青空が広がっているところに、雲ひとつなく、

やや、ひんやりする気温がもう、9月を思わせてしまいます。

時間がたち、ややもすると入道雲がでてくるはずなのですが、

そのままに青空が気持ちよく、吹き抜けています。

 

どうやら、北海道においては、今年は夏はなかったように感じ、少し寂しい限りの気候のようです。

どちらかというと、天気もあまりよくはなく、曇り空や雨の日が多く、

農家さんも大変な年になってしまったのではないでしょうか。

 

これからお盆休みの時期で、お盆があけるころには、もう8月も中旬、そのまますぐにでも、

8月は下旬になり、月末を過ぎれば、それはもう、9月、秋の始まりです。

 

秋は季節の中でも、一番いい季節ではあるのですが、それを過ぎると、

秋も深まり、やがては、空から白い綿が降り注ぎ、

気が付けば、あたりは一面、銀世界、それは冬を現すのですから。

 

それでは、ちょっと物足りませんね。

せめて、これからの季節9月、10月を楽しめればいいのかなと思うのですが。

 

そうはいっても、秋はとてもいい季節です。

感性が高まり、おおくの物、事を知ることが出来るはずです。

 

そこらへんのお話は、次回の二十四節季、処暑や白露あたりでお話できれば、です。