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寒露

今月の8日は寒露(かんろ)、二十四節季の17番めになります。

いよいよ秋めいてきたところ、寒露とは草木やお花につく露で、

寒暖の差が激しい夜から朝にかけて、降り注ぐ露が、紅葉を深まらせてくれます。

 

そしてこの時期は、秋の収穫の時期でもあり、農家さんは大忙しで、

大気の循環が不安定になり、とても気持ちいい秋空から一転して雨がふりますが、

その雨が降るたびに、気温が冷え込み、秋を深まらせてくれています。

 

最近のお天気はとても気持ちがいいですね。

ようやく空高く、雲ひとつない秋空になり、お天気も続いてくれます。

台風がやってくるということで、、週末の3連休は、ややお天気がわるくなってしまいましたが、

台風の影響もさほどではなく、一安心なところです。

 

去年の今頃と比べてみると、やや気温が高く感じられます。

そのぶん、あたたかい思いをしながら仕事ができるので、とても助かるところですが、

その分、秋の気配を遅く感じられますが、確実に秋はやってきているのでしょうね。

 

電装屋さんは、ちょうどこの時期、閑散期にもなります。

夏のエアコンのシーズンを終え、雪が降るくらいの寒さになれば、ヒーターの点検修理や

エンジンスターターの取付とかの仕事が増えてきますが、その一時は、

ぱたっと、流れが止まるのです。

電装の会社に勤めていたころも、いつもこの時期は定時で帰れた思いがあります。

 

当店でも、少し落ち着いた感がありますが、それならと、

少しはやい冬篭りの準備をしなくてはいけませんね。

あわせて、工場やサービスカーらのメンテナンスや、冬タイヤの準備、

クーラントの交換もそろそろしておいたほうが、よさそうです。

日常の仕事をこなしながらも、いろいろやってしまいます。

 

今月の下旬ともなれば、次回の二十四節季は、霜降です。

そして、そのころはもう11月の直前、冬の到来がやってきます。

そうなる前に、出来ることは今のうちに準備しておいたほうがいいようですよ。