店舗での玄関照明灯と看板灯の取付にて出張作業を承りました。
久しぶりの電気工事作業で、、年内最後の仕事となったものです。
100Vの電気工事作業は、自動車電装とはまた違うもので、扱う電気の質も違ってきます。
また、その施工には、電気工事の資格も必要です。
ここらへんが自動車電装とは異なってくるものですが、
当店で実施する、電動シャッターリモコンの作業とあわせて、
自動車電装の技術を応用した作業が当店の特徴です。
また、電気工事の場合、シャッターリモコンも含めて、
必ず現地でのお見積もりを兼ねた、現地確認が必要となります。

今回、取付する照明器具は、野外での設置のため、
防水仕様になっているものを用意しています。

バルブ(電球)はLEDで、電球色10W(100V相当のものを使用することにします。
いずれも、当店にお任せいただいたもので、当店にて用意、施工となったものです。

それでは、さっそく作業の開始です。
まずは、現地での施工の前に、製品の下準備を行ないます。
今回用意したスポットライトは、接続部分の配線が短いため、
少し延長しなければなりません。
そのため、家電用配線を使用し、必要分、延長作業をしていきます。
その結線部分には、もちろんハンダにて施工、伸縮チューブで養生していきます。

通常、電気工事で配線を接続する場合、直接配線同士を圧着したり、
差込型コネクター等を使用するのですが、ここでは、ハンダでの処理です。
これは、当店でもおなじみ、自動車電装の応用のひとつですが、
それは施工のみならず、作業の発想もまた、自動車電装の応用が生きてくることがあります。
ただ、気をつけなければならないことは、
扱う電気の質が違うため、その使用する材質や機材は電気工事用のものを使わなければなりません。

配線の延長作業ができましたら、100V電源(単相100V)を加えて、単体での作動試験を行ないます。

無事、点灯しています。
これは、明るいですね。
最近のLED電球も、性能が上がったようです。
光加減も、電球色があっていますね。

それでは、現地での作業を実施、
ここでは、その過程は記録できていないので、完成の図をご案内いたします。

手前側が玄関照明。
左側2つが看板灯となります。

看板照明。

全体的な構図は、このようになっています。
作業時はまだ周辺があかるかったので、明るさが確認できないので、
およその角度をあわせておいたものです。
夜間になり、お客様に確認いただいたところ、思っていた以上に明るく、
電球色が出す照度がとてもきれいだったと教えていただきました。
コメントをお書きください