電装整備修理

一般電装整備

ヘッドライト、フォグランプ等の電気周り

ホーン

ワイパー、ウオッシャー

パワーウインドウ、ドアロック

ドアミラー

メーター

その他電装品

 

 

 

電装整備とは、ユーザーの方にとってはあまりなじみのない分野かもしれません。

一言でいえば、自動車の電気に関わる部分は電装整備の分野になります。

そして電気仕掛けで作動するものは、広く電装品といわれています。

 

その修理内容は実に多岐にわたるもので、自動車整備におけるひとつの専門分野でもあります。

特に自動車電装というように、製品の単体での故障なのか、自動車側の不具合によるのか、

それを見極める作業は決して大げさでもなく、高度の専門性が求められます。

それは、自動車という限られた空間のなかで、条件ごとに変わる、

目にみえない電気を追跡する作業であるからです。

 

そのような作業を、当店では得意としており、その専門性ゆえに、ユーザーから敷居が高いと考えられがちな

電装整備をもっと身近に感じてもらえるよう対応しております。

 

暗電流測定点検修理

充電回路点検

始動回路点検

バッテリー負荷テスト

 

2〜3日乗らないでいると、バッテリーがあがるという不具合があります。

ひどいときには、1日(朝から夕方の間や一晩)であがるケースもありますが、

そのようなケースでは、バッテリーの劣化もありますが、大体の場合、電気が流れてしまっているケースがほとんどです。

 

よく漏電するという言い方もしますが、正確には暗電流といい、

キーOFFにしても、微弱な電流が流れてしまい、バッテリーを上げてしまいます。

 

その原因は様々で、また点検箇所も多岐にわたります。

まずは基本点検にて、充電回路点検を実施、バッテリー状態の点検します。

 

そのうえで、回路にテスターを入れて暗電流の測定を実施、基準値以上の数値が読み取れれば、

どこかの電装品に電気が流れていることがわかります。

 

その点検方法は、当店における過去の実績と経験からじっくりと作業をさせていただきます。

 

ショート(短絡)回路点検修理

ショート(短絡)

容量不足(焼け焦げる)

 

ショート(短絡)とは、ヒューズが飛ぶ(切れる)、その状態で何度ヒューズを入替しても同じ状態になる不具合で、

その形態にも2通りの現象があります。

 

その確認方法は、切れたヒューズを見たときの切れ具合にあります。

ショートであれば、「バチッ!」と弾けた様子で切れていて、その周辺に黒く焼け焦げたあとが残り、

プラス側配線が-側へ接触しているものです。

この場合、ピンポイントで不具合箇所をみつけなければならず、対象の負荷や配線状況によっては、

すべて配線を目視確認し、追っかけて目視点検していくことになります。

 

容量不足でもヒューズは飛びますが、ヒューズの切れ具合が「プチッ!」とねじ切れているような状態になっています。

こちらの場合、対象負荷の電源ラインに規定容量の電流がギリギリの状態で流れていることを示し、

対象負荷を含むそのラインからの他電装品の接続状態を確認して、必要に応じて配線を作り直す必要があります。

 

いずれの症状でも、不具合内容によっては配線を作り直すことで、既存配線を切り離し処置する方法もあります。

 

このような見えない不具合を修理するには、経験と実績のある当店へお申し付けください。

 

各種配線修理

 

自動車における配線(ハーネス)は、通常目にふれることはなく、自動車の内側に存在する神経系統です。

 

そのため、何か不具合が起きた場合、その原因が配線等に由来するものだった場合、

どこをどのように修正すればよいかなかなか判断ができないものです。

 

当店では過去における様々な経験と実績から、適格に不具合箇所を見つけ出し修理いたします。

ボロボロになった配線を作り直したり、 要望に応じた新規作成にも対応しております。

 

また、自動車配線の他、各種電気工作物等の配線作成等も承っています。 

 

各種既存リモコン修理

福祉車両用昇降式リフト

 

 

福祉車両等で用いる車いすの昇降用リフトのリモコンのカールケーブルがボロボロになったものを

ケーブル交換したものです。

 

通常このような機器の場合、部分修理ができないことが多く、ASSY交換(リモコン部品まるごと)になることが多いのですが、

汎用部品を用いて、修理することが可能です。

 

各種既存リモコン修理

搬送車用昇降式リフト

 

搬送車によく使われる昇降式リフトのリモコンですが、複数のボタンの接触がわるくなったものです。

このようなケースですと、メーカー修理対応またはリモコンASSY交換となるケーズが多いのですが、

不具合内容によっては修理が可能になります。