![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=713x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i922b315e9636b911/version/1495868467/image.jpg)
ダイハツミラ/L700V のオイルプレッシャーランプが点灯しないとのことで入庫。
I
G(イグニション)ON時(エンジンかける前)、メータパネル内にすべての警告灯(チェックランプ、以下同))が
点灯するが、オイルプレッシャーランプだけが点灯しないことを確認する。
この手の故障診断の手順としては、IG時にメータ内の他のチェックランプが点灯するかどうか、メーター本体
の電源系統(常時+/IG/アース)の確認から始まる。
(電気の流れるライン/バッテリー→ヒューズブルリング→ヒューズ→メーター本体→オイルプレッシャーSW)
一般的にはチェックランプ点灯するのなら、メーター電源系統は異常なしの判断となる。
もし、電源が入らない(ランプ不灯)の場合、メーターより上側での電源系統の不具合が考えられるので、
バッテリーからヒューズブルリング、ヒューズ等の確認が必須。
もうひとつ大事なポイントとして、メーター本体のアースが正常に落ちているかの確認も見落とし勝ちな点検ポイントである。
以上が基礎点検であり、上記項目に異常がなければ、エンジンルーム内のオイルスイッチ側の点検にうつ
る。
点検方法はSW本体のカプラーをはずし、アースに落とした際にメーター内オイルランプが点灯するならSW
本体の不具合となり、ランプが点灯しない場合、ランプの玉切れ、メーター~オイルSW間の配線の断線、接
触不良となる。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=713x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i0ccfb68e01ae2e52/version/1495868591/image.jpg)
オイルSWを手配、交換にて無事不具合解消。
(メーター内赤色ランプがオイルランプ)
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