平成16年式ホンダエリシオンにキーレス用アンサーバックの持ち込み、取付にて入庫です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=713x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i8e89aa46b6d284c0/version/1503979341/image.jpg)
取付のキット一式。
製品はCEP社製、ドアロック、アンロック時にアンサーバックする仕様。
エリシオンは純正キーレスでは、アンサーバックが鳴らないため、
機能を追加したいとのことでご依頼頂きました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=713x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i6165ed8f1d3b5675/version/1503979378/image.jpg)
取付作業中の様子。
車両側配線に用品の電源線の他、信号取り出し配線を接続していきます。
配線に接続する際、ハンダにて結線していきます。
電装品のトラブルに多いのが、接触不良。
当然、電圧がかからなければ用品は作動せず、信号線の接触不良であれば正常に作動しないばかりか、
誤動作がおきるケースもあります。
よくエレクトロタップで配線するのを見ますが、使い方を間違えると、
よく接触不良をおこすので、当店では使用しません。
少なくとも、ハンダでの直付けであれば、万が一のトラブルの際、接触不良の可能性はありません。
トラブルシュートで自信をもって作業を進めることができます。
なにより電気は見えないものですから、不具合の可能性を減らしていく努力が必要と考えます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=713x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i2708f6cdbb1df972/version/1503979423/image.jpg)
エンジンルーム内にアンサーバックホーン本体を設置のため、室内側より配線を引き出していきます。
ここで気をつけることは、配線には必ずコルゲートチューブ等の養生をすることと、配線固定は、エンジンの振動具合を考えて固定していきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=713x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/ibeb43f4707cb0213/version/1503979460/image.jpg)
アンサーバックホーン本体の固定の様子。
エンジンルーム内はかなり狭く、設置場所はメーカーも推奨している場所へ設置。
(エンジン本体上部、マスターシリンダー側)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=713x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i43539b5acc73203f/version/1503979498/image.jpg)
配線の結線完了の様子。
あわせてこのタイミングで作動試験を行います。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=713x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/if58f73ae690a6f10/version/1503979540/image.jpg)
動作確認にて異常なしを確認後、アンサーバックリレー本体を収納する場所を探し、
決まれば配線をまとめていきます。
ここでは、アクセルペダル右側上方、リレーBOX近辺の裏側へ固定。
アクセルペダルに干渉しないよう配線をまとめていきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=713x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i6894ce3693558701/version/1503979590/image.jpg)
復元の前に、取り外した部品の清掃を行います。
めったに取り外すことのない部品のためほこりがひどく、せっかく取り外した部品なのだからと、
可能な限り清掃をおこないます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=713x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i59226614215398cf/version/1503979619/image.jpg)
復元完了後の様子。
アクセルペダル右側の内装カバー裏まわりで作業を実施。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=713x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i829a8c729e120531/version/1503979648/image.jpg)
作業範囲は運転席下側周りのため、あわせて清掃を実施、作業完了です。
画像で見る限り、ただ内装が写っているだけですが、見えないところにこそ、しっかりと作業をしなければならないものです。
電装用品は機能部品が多く、リレー本体等は、見える必要のない部品。
そのためか、見えるところを優先されることが多いのですが、
それだからこそ、見えない部分に気をまわすのが電装用品の取り付けの基本であり、原則と考えます。
コメントをお書きください