TVチューナー取付にて、ホンダNone 現行モデルの入庫です。
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仕様は、ホンダメーカーオプションのディスプレィオーディオにTVチューナーを設置。
始まりはメーカーオプションのデイスプレイオーディオに社外TVチューナーを取り付け可能かどうかというお客様からの電話での問い合わせから始まりました。
詳しく話しを聞くと、大手量販店ではメーカー純正タイプに社外用品を装着することは出来ないとのこと。
お客様ご自身でいといろと取付可能かどうか、どこで対応してくれるのだろうと調べられ尽力されたそう。
そして当店にいきついたとのことでした。
それほど苦労され、当店に問い合わせいただいたとなると、
こちらも気が引き締まる思いで対応。
お電話頂き、当店でも仕様の確認をしたところ、取付可能と判断。
念のため現車確認にてご来店、入庫いただきました。
TVチューナーにもいろいろ製品があり、新品、中古品、国産メーカーから輸入製品と、
値段や性能等、いろいろな情報提供をし、お客様にて製品の購入、持ち込みいただきました。
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結果、国産メーカー(KEIYO社製、TVチューナー、フルセグ、ワンセグ自動切換え式)に決定。
上記写真に構成部品を記す。
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そして、メーカーオプションに必要な、RCAピンコード変換ハーネスを当店にて用意。
こちらはホンダ純正部品。
メーカー製品へ接続する場合、このような変換ハーネスが必要な場合が多い。
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取付のため再度入庫いただいた際、差し入れをいただきました。
おなかがすいたら、パンを食べながら、ゆっくりやってもらおうと、ご用意されたとのことです。
お客様のお心遣い、感謝です。
(右側のコーヒーが開いているのは、もらってすぐに飲んでしまったから。あわてて写真を記録。)
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お客様にリモコン受光部の設置の確認、画像右側、赤色のプッシュスタートボタンの横側に設置を確認いただく。 (黄色マスキングテープの貼り付け位置)
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ダッシュボード上部中央のモニター位置から助手席側までまるごと脱着するため、
全体的に養生してから作業開始。
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いろいろうわさには聞いており、モニター本体を取り外すのには2本のボルトナットがあるが、
これがまた、取り外すのに一苦労。
細長のカバーをはずすと、ななめ奥にボルトがあるがどのようにはずすのだろうか、
あらゆる工具を駆使したが、結果8mmショートスパナでチビチビと緩め始める。
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相当な根気も必要だが、片手をひねるように道具をおさえてまわしていくので、
手がつりそうになる。
この作業が本日の山場、チビチビと緩めながら、この苦労を記録に残さねばと、片手で器用に撮影す。
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ボルトを緩め終わったあと、モニター本体を取りはずすが、下手に道具を入れると、
ダッシュボードのふちにキズがはいるので、手で取り出す。
手は万能な道具であります。
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モニター取り外し後のダッシュボードの様子。
ここから配線接続、本体設置作業にはいる。
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取り外したモニターケースASSY。
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作業台の上で店開き。 必要なものを準備していきます。
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配線接続の様子。
同時にモニター本体への変換ハーネスも引き込む。
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お客様にご指定頂いた、助手席側ダッシュボード下のコンソール内に本体を設置、
配線を引き込んでいきます。
その後、ウインドウにアンテナを貼り付けしていく。
(うっかりもののため、写真を撮り忘れる)
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完成の様子。
無事、モニターにTV映像が表示され、ホッとする瞬間。
実は純正品に外部接続等する場合、設定が必要であり、
先に調べておいた設定項目をすましたが
映像が表示されなかった。
マニュアルを調べても、先に用意しておいた設定項目しか記載がなく、
しばらく途方に暮れる。
まさか、設定外だったのか、と内心穏やかではないものの、
自分を信じていろいろとためしてみたところ、
もうひとつあわせる項目を見つけ、無事完了。
マニュアルに記載もなく、これはほとほと困ったが、
ただ単に見落としていただけかもと気を取り直す。
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画像がぶれてしまったが、完成の様子。
コンソール内にTVチューナーの設置。
右側にあるのは、ETC。
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こちらもわかりにくいが、赤ボタン、プッシュスタート右側、
ハンドル調整レバーの手前側に
リモコン受光部の設置の様子。
この受光部の設置も、頭を悩ます作業のひとつで、赤外線式リモコンのため、
リモコンとほぼ水平に照射され、受ける場所が望ましいのだが、
受光部には配線がつながっていて、配線を露出しないよう、
美観を取り揃えながら、受信感度のいいところに設置するよう検討せなばならない。
結果、お客様と相談、美観優先としパネルふち側に設置。
リモコンはなるべく受光部に向けて御使用いただけるとのこと。
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そして、引き取りにて再度来店頂いた際、またも差し入れを頂く。
一生懸命作業をしておなかをすかしているだろうと、気使っていただいたのです。
(またも、すぐに飲んでしまい、缶を開けたあとに記録す)
お客様のお心遣い、本当に感謝です。
ありがとうございました。
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最後に、本日の主役はこちら。
スナップオン社製、8mmショートスパナ。
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そして、もう一人の主役はこちら。
なにしろ、あのパネルを脱着するのに、この手ひとつだけで取り外ししたのだから。
かつてこの手は修行時代にいつも真っ黒で、キズだらけであり、
いつも涙ぐみながら、その手を見るたび、くじけそうになったものでした。
しかしながら、その手はとても尊い手なのだと教えられ、
月日が流れ、いまがあるのだと思えてなりません。
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