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雨、雨、大雨、そして湖が

23日の土曜日、出先での仕事を終えての帰りの帰路、久しぶりの大雨が降っていました。

 

この日は午後から空が晴れながらのにわか雨の降ったり止んだりだったのですが、

夕方暗くなってから本降りになってしまったようです。

ラジオからは緊張感をもって、各地で大雨警報が発令されていました。

 

帰りの帰路の様子。

かなり強い雨がウインドウと屋根に降りつけ、外の音は何も聞こえないくらい。

(白石区南郷通13丁目付近)

 

画像では見にくいですが、前方赤信号右側、歩行者信号の下あたりのマンホール

から水しぶきが上がっていた。

(白石区本郷通4丁目付近)

 

やっとの思いで店に帰ってきたところ、前にあるマンホールから水があふれ出ていた。

 

そのあとあまり気にせず店の中に入り、工具の整理や作業伝票や

日報を終わらせてから外にでると…、

 

なんと、店の前の道路が川になっていた。

(店を出て左側、西側から流れていた)

 

先に戻ってきてマンホールを見てからの間、15分程の間にこのような状態に。

 

そして店の右側(東側)の方向にはすでに大きな湖の状態に。

向かいの室内競技場の駐車場は完全に水没してしまっていた。

 

当店は歩道からやや上がったところにあるのですが、この勢いだと店の中にまで水が入ってきてしまう。

その前に、自家用の前方が歩道側に向いていたので、エンジンに浸水してしまうため、

急遽自家用を動かして店側に前を向けたが、このまますぐにここから離脱したほうがいいのか

一瞬、ためらわされるほどの勢いだが、モタモタしていると、道路が水没して帰れなくなってしまう。

 

ここで水没を心配して残っても、いまさらどうにもならず、

まして土嚢があるわけもなく、どうにでもなれと、帰ることに。

幸い、預かりの車両もなかったので、あとは日頃の行ないに賭けることに。

やや心配しながらも、帰ってしまうともう忘れてしまっていた。

 (画像中心の奥側が傾斜の底側になっているため、水がたまってしまった。)

 

昨日のこともすっかり忘れてしまい、朝、何も気にせずに店にきたところ、

歩道と車道に石が流されてしまっていた。

下水道の側溝の網に枯れ草やごみがのっかり、急速に水が流れ込んだ様子が伺える。

 

そして、傾斜の奥の部分(前方奥の上側はサイクリングロード)。

昨日の一面の水はすでに引いておりました。

一瞬現れた幻の湖は、もうそこにはありませんでした。

 

そして本日、何事もなかったように、雲ひとつなく晴れ渡る青空が空一面に広がっておりました。

自然の権威を見せ付けられ、わずかでもうろたえてしまう自分を鑑み、

改めて自然の力の偉大さと、恐ろしさを思わずにはいられません。

 

はるか昔からこの国では、自然と調和し、自然を尊敬し、敬ってきたはずなのですが、

近年、ところどころに、思いもよらぬ戒めが突然表れます。

 

もっと自然に、あるがままで暮らしていくべき転換期にきているのかもしれませんね。