本日2月4日は立春、ついに春が来ました。
こんなに雪が多く、まだ寒波が到来し続けているこの時期にどうして春なの?と思われるでしょうが、立春とは季節の区切りを知らせる、二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで光の季節なのです。
二十四節気は地球が太陽のまわりを、まわる動きにあわせて1年の長さを24等分にすることで地球が感じる光から、季節の変わり目を知らせるもので、他にも雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、春分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒とに分けられます。それぞれを1ヶ月に2つ区切り(約半月、15日間)とし、古(いにしえ)より農事作業の目安とされてきたものなのです。
他にも、七十二候(しちじゅうにこう)や五節句や雑節があり、それぞれの季節をさらに細かく記したものや、その季節のなかでの行事や季節の移り変わりを知らせてくれるものがあり、それらはまた改めてご紹介したいと思います。
北海道、札幌ではまだまだ厳しい寒さが続いていますが、立春を境に、以降はだんだんと寒さが和らいでいきます。 今年は例年に比べてもとても寒く、毎日マイナス5度~8度位で最高気温でも氷点下ですが、たまに朝、外に出たときにほゎ~と気温が緩んでいることに気がついたことはありませんでしょうか。それでも、氷点下付近の気温のはずなのですが、体感的に気温の緩みを感じることが出来ます。それは、太陽から授かる光を感じているからにほかありません。
そのような光を感じ取りながら季節の移ろいを知ることが
できるのが二十四節気であり、立春から始まるのです。
日もだんだんと長く感じられるようになり、この寒さが続く中で日が長く感じられることで心の中で、なにやらとてもうれしいものがこみ上げてきませんか?
当店での自動車用品取付作業や電装整備は、気温や天候に依存します。
それは気温が低ければ、自動車内装部品のパネルが硬くなり割れやすくなるものであり、
雨がふれば湿気が多くなって作業中に余計に気を使わなければなりません。
まるで農家での農事作業をするかのごとく、作業工程を考えていかなければならないのですが、
だからこそ季節に敏感になり、自然とともに過ごせて、感性が育まれると思えてなりません。
今日は立春、立春ですよ。春が来ましたよ。
今が冬の寒さの底です。これからだんだんと暖かくなってくるのですから。
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