本日は春分(しゅんぶん)、二十四節気の4番目になります。
春分は太陽がほぼ真東から昇り、真西へ沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになり、
寒から暖へ変わってゆき、農家さんは種をまき始めるそう。
春分の日は毎年3月20日か21日と、正確な日にちが決まっていません。
それは地球の公転の軌道が円ではなく、楕円を描いているからで、
その誤差が出た分、日付が変わってくるようです。
この春分をはさんだ七日間が、春のお彼岸といい、ご先祖の供養のためにお墓参りにいきますね。
「 暑さ、寒さも彼岸まで 」といいますが、寒暖の差がなくなってきて、過ごしやすい時期になってきた
という意味の他、雪や氷の心配をせずに、安心して種まきができるということのようです。
この日が昼と夜の時間が同じなら、これからだんだん日が長くなってくるということで、
仕事もはかどり、とても気持ちも良くなりそうですね。
思えば12月だと厳冬の中、午後3時半ころから日が沈み始め、すぐに真っ暗になり、
とても気がめいってしまうのですが、年が明け、寒さの中にもだんだんと日が長く感じられるのが
とてもうれしく、ようやく昼が長くなる季節にはいったのはとても感慨深いものがあります。
今月は年度末で、当店でもなかなか忙しい時期を迎えています。
毎日残業で、日が長くなったのはうれしいけれども、
働く時間も長くなるのはちょっと考えものですが、
どこでもきっと残業で大変な思いをしているのでしょうね。
さて3月もあと10日たらず、すぐに4月がやってきます。
3月は去るといわれるように、本当に月日がたつのは早いものです。
毎年、彼岸荒れといわれるように大雪が降り、一気に冬に逆戻りなんてことはしょっちゅうですが、
今年はそんなに天気も荒れることなく、例年にもまして穏やかだったのがとてもありがたいことです。
年度末の忙しさをのりきって、4月に入り春を迎えることができるなら、
ちょっとだけでも自分の時間を作って、春に向けて準備をしましょうか。
さあ、何を準備しましょうかね、やってみたいことはたくさんあるのですが、
何から手をつければよいのやら。
そんなことを考えながら、今の忙しさに立ち向かえば、どこか心に余裕が生まれてきませんか。
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