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クリッパー スマートキー取付

平成28年式日産クリッパー(DR17V)にスマートキーの取付にて入庫です。

スマートキーとは、自動車から離れた際、自動でロック、近づけばアンロックされるもので、

最近の新しい自動車には、標準で装着されている、もうおなじみの機能ですが、

この機能を後付にてグレードアップをはかるものです。

 

 

この自動車、配送等に使用している営業車で、自動車から離れる回数が格段に多く、

スマートキー機能は必須の装備ともいえますね。

 

それにしても、とてもきれいな自動車です。

やはり働く自動車はきれいでたくましさが求められますね。

 

 

取付する製品は、CEP社製品の汎用型スマートキー、スマートロックマンです。

あわせてオプション品のアンサーバックホーンも装着します。

 

 

さっそく取付の開始です。

最初に製品の付属ハーネスやカプラーの必要配線を確認します。

使用しない配線やカプラーは、どんどんはぶいて、シンプルにしていきます。

同時に図面にて、必要配線信号や電源系統の取り出し口も予め確認します。

 

 

この車両は主に、助手席周りから信号線が取り出せるようですので、

グローブボックスやパネル等をとりはずしていきます。

 

 

最初はアンテナの位置を決めていきます。

写真はフロントウインドウに装着の様子。

これを、左右のウインドウ上部に貼り付けていきます。

 

 

リア側のアンテナの配線を、天井を通していきます。

 

 

リア側アンテナの設置の様子。

 

 

必要配線を探し出し、確認後、ハンダにて結線していきます。

 

 

配線作業の様子。

画像はドアロック、アンロック系統の作業です。

 

 

一通り配線をつなぎましたので、コントローラー本体を接続、作動試験を行ないます。

無事、作動の確認ができました。

 

 

本体の作動確認が終われば、山は越えました。

後は、配線をきれいにまとめていきます。

安心して作業に打ち込めます。

 

 

オプションでのアンサーバックホーンはボンネット内に設置、配線をコルゲートチューブにて養生して

室内側に引き込んでいます。

 

 

スマートキーリモコンの画像です。

普段はポケット等の中に入れておけば、自動車に近づくことで、

ロック、アンロックがされるようになります。

もちろん、リモコンでの操作も可能です。

 

 

作業完了後は、室内の清掃を行ないます。

 

 

そとは小雨が降っていましたが、一通り外装も洗車、吹き上げて作業の完了です。

普段は朝早くから、夜遅くまで働いているの自動車ですので、

働く自動車に敬意を持って洗車します。

 

スマートキー機能で、お仕事がはかどることを願って、作業の完了です。