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月寒川 荒れる

先日の大雨の中、当店の裏側に流れる月寒川の様子です。

なにげに、裏側に回って、川の様子を見てみたのですが、

かなり水位が上がって流れていたのです。

 

思えば、前日に月寒川からカエルの鳴き声が、ケロケロケロッと聞こえてきており、

様子を見に行ったものでした。

そのときは、そんなに気にかけることはなかったのでしたが、

今思えば、カエルがこの前兆を教えてくれたいたに違いありません。

カエルたちも、流されてしまったようです。

 

 

普段の水の流れなら、とても水位が低く、ゆったりと流れている、

温厚な川だったのですが、すごい勢いで水が流れています。

 

 

このままいくと、上まで上がってきて、水があふれてしまい、当店の中にまで水が入ってきてしまいます。

雨はやんでいるのですが、この後どうなるのか、実際のところ分かりません。

ただただ、固唾をのんで、月寒川の様子をうかがうより、ほかありません。

 

 

月寒川下流の様子。

今回もまた、自然の猛威を見せ付けられてしまいました。

思えば、去年の9月にも、大雨で当店の周りが水びたしになり、

あやうく水没する寸前になりましたが、そのときは事なきをえました。

 

実際、旭川や深川のほうでは、川が氾濫し、街中に水が入ってきてしまいましたし、

九州や四国、中国地方でも、大変なことになってしまっています。

突然の気象事案によって、とても大変な思いをされていることを考えると、

ただただ、本当に胸が痛むところです。

 

異常気象が叫ばれてから久しいところですが、

かつて古代より、このようなことは珍しくないことなのかもしれませんが、

少し、考えられない出来事も起きています。

 

気象による自然災害からは、逃れることは出来ませんが、

もう少し、自然と付き合っていくことを、真剣に考えなければいけない時期にきているように思います。

自然とともに、自然に生きていくことができるのなら、

また少し違った世界がそこにはあるように思えてなりません。

 

自然の猛威に触れるたびに、考えさせられることですが、

日常の生活の中から、見出していかなければならないことではないでしようか。