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ボルボV70 バックカメラ取付

04年式ボルボ(SB5244W)にバックカメラの取付にて入庫です。

純正のカーナビが装着済みのため、バックカメラのみの新設の作業になりました。

 

 

この自動車はとても素敵なスタイルをしていますね。

外観は角ばっているわけでもなく、丸まっているわけでもなく、

絶妙なデザインだと思います。

ボディ色も赤色で、とても似合っていますよ。

 

 

今回取付する製品は、輸入製品のバックカメラです。

カメラの設置位置は固定式のため、うまく設置できるか、やってみなければわかりませんが、

固定位置を前後に調整すれば、なんとかなるかと思います。

 

 

あわせて、ルームランプにすでに装着済みのLEDバルブがゴースト状態になってしまうとのことで、

対策用の部品もご用意いただいたものです。

 

 

こちらはF側用のポジションLEDバルブ、こちらも一緒に交換作業を承りました。

下側の2個、サイズはT10です。

 

 

純正のカーナビ、パナソニック製です。

こちらにバック映像を表示するようにします。

 

 

それでは、さっそく取付の開始です。

まずは、Rゲートの内側パネルの取り外しを行います。

 

 

Rゲートのガーニッシュも丸ごと取り外していきます。

 

 

Rゲート裏側からの、取り外した様子。

バックカメラの取付は結構大変です。

リア周りを全部、可能な限り取り外して、カメラの固定、配線を車両前方まで

ひいていく作業になるからです。

 

 

取り外したガーニッシュ部分。

右側の広いスペース部分にカメラを固定します。

ちょうど、車両左側部分になる位置です。

 

 

ガーニッシュ裏側から、穴開け加工を施してから、カメラ本体を設置、

付属のボルトナットを締め付けていきます。

その際、緩み防止のため、ネジロックを添付して締め付けていきます。

そして、ねじロックを乾かしてから、防水処理として、薄くコーキング処理を施します。

 

 

ガーニッシュにカメラを固定した後は、車両に戻していき、

あわせて配線をひいていきます。

ここでは、Rゲートと車両の間にある、ゴムジャバラの中に配線を入れていきます。

 

 

車両内側に通した配線を下側のヒューズボックス横側を通していきます。

あわせて、ここで、バック信号も取り出していきます。

 

 

配線作業の様子。

ここまで、順調に作業が出来ていたのですが、

ここで、ちょっと問題が…

 

 

純正のナビユニットは車両後方のリア側の下に設置、

ユニット本体にバックカメラ入力端子があり、

そこにカメラ配線を接続してみるのですが、映像が表示されていません。

 

再度、一通り取り出した配線や設定等の確認、間違いがないことを確認後、

外部入力側へ接続しての確認でも映像は表示されません。

 

まさかと思いつつ、スペアのバックカメラを取り出し、別電源を取り出して

接続するも、やはり映像が表示されません。

バックカメラ接続の設定もされているので、どうやらユニット本体側の不具合のようです。

 

すぐさまお客様へ確認、とりあえず配線だけひいておいて、

改めて別にモニターを用意頂けることで、

一旦作業はここまでとなりました。

 

 

気を取り直して、ルームランプのゴースト対策を施します。

写真はルームランプ中央部分、たしかにゴーストです。

ルームランプのスイッチをオフにしているのですが、

ボァッと薄く光っています。

 

しかし、だれが考えついたのでしょうか、ゴーストだなんて。

ゴーストといえば、お化けですよ。

なんか面白いですよね。

 

察するに、通常起こりえない事が起きた場合、ゴーストのせいにするのでしょうね。

スイッチを切っているのに、ランプがボァッと光っているのですから。

 

 

フロント側ルームランプもゴーストになっています。

 

 

ゴースト対策としては、装着しているLEDのW数に適合する、

抵抗を並列に割り込ませることで、だいたいは解決できます。

 

ここでは1W330Ωの抵抗を使います。

 

 

ルームランプ本体を取り外し、基盤に直接ハンダにて、抵抗を並列に接続します。

フロント側にはバルブが4個使用されているので、抵抗もそれぞれ4個入れていきます。

センター側のルームランプにも、同じように処置します。

 

ところで、ゴーストの原理ですが、

なぜこのような現象が起こるのでしょうか。

自動車の電気回路は、すべてアース制御になっていますが、

(ひらたく言えば、電装品の下側にスイッチがついていること)

そのアースの部分が、いくつにも枝分かれしていて、

厳密には、それぞれのアースラインの電圧は同じものではありません。

 

そのため、本当に微弱な電圧がかかっていて、微弱な電流が流れているいるのですが、

通常のバルブは微弱なので、検知しないので、光らないのですが、

LEDはそのわずかな電圧でも拾ってしまうため、うっすらと光ってしまうのです。

 

その根本の原因を探ることは、出来ないため、

LEDのラインに並列に抵抗をいれることで、電圧電流を消費させて、

限りなく0Vまで下げるという方法で、対処しているのです。

 

 

お化け退治も終わりましたので、

ポジションランプの交換ですが、

これも一筋縄ではいかない気が、すでにしています。

 

 

まずは、左側のポジション交換。

エアクリーナー本体を丸ごと取り外して、交換スペースを作ります。

 

 

さて、右側のほうはどうかというと、これはかなりしんどい作業になりそうです。

見ての通り、この隙間しかないのです。

ここに、無理くり片手を入れて、ゴソゴソしなくてはなりません。

 

 

片手でゴソゴソやること30分程、なんとかバルブがソケットごと取り外すことができました。

そして、またもや片手でゴソゴソやること、15分程、無事取付が出来ました。

 

それにしても、何度、手がつりそうになったことでしょうか、

どうか交換作業を、想してみてください。

 

 

ポジションはきれいに点灯してくれました。

交換の甲斐があるものです。

 

 

バックカメラの配線は、車両前方、助手席側へひいて起きます。

後日、モニターを設置して、配線をつなぐだけにしておきました。

 

 

バックカメラの設置の様子。

きれいに収めることが出来ました。

 

 

いくつかの困難を乗り越えて、無事作業が完了です。

納車準備をし、お花部長にもお伺い、すべての作業が完了です。