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BMW X1 バックカメラ点検修理

2011年式 BMW X1 (E84) のバックカメラが作動しないとのことで、点検交換取付にて入庫です。

 

バックカメラはリアゲートのトランクオープナーと一体型のもので、

モニターは純正マルチモニター。

バックカメラは、純正のようにみえるのですが、社外製品のようです。

純正ではなく社外製品なら、カメラ本体の不具合の可能性は高いながらも、

他に点検すべきところがあります。

 

それは、インターフェースと呼ばれる部品のことで、

輸入車のTVチューナーやバックカメラといった社外製品を、

純正マルチモニターに表示させる場合に使用する部品の名称です。

 

そして、点検項目としては、バックカメラの不具合か、インターフェースなのかの

問題点の切り分けを行なう必要があります。

 

 

BMW X1は Xシリーズのなかでも一番小柄でありながら、威風堂々とした風格を保っていますね。

 

 

それでは、さっそく点検の開始です。

シフトレバーをリバースにいれても、ミニターにはなんの表示もされていません。

カメラからの入力がないのか、インターフェースで入力が止まっているのか、

現時点では分かりません。

 

手始めに、バックカメラを指でつかんで、軽く動かしてみると、わずかにモニター表示に

明暗のコントラストが現れました。 

どうやら、カメラからの映像信号の入力はありそうですではありますが、

決めつけて診断しては、誤診してしまうこともあるので、さらに先に進みます。

 

 

カメラのレンズ部分は水の混入からでしょうか、白く曇ってしまっています。

この時点で、カメラを交換する必要があり、また、ほぼほぼカメラの可能性がありますが、

万一、インターフェースだった場合、部品自体が高額なため、

さらに慎重に点検することにします。

 

インターフェースの装着場所を探し出し、そこから点検用のバックカメラを接続し、

モニターに表示するかどうかという確認方法です。

きわめてアナログ的な点検方ですが、これしか確実な方法はありません。

 

結果、バックカメラの故障と判明、カメラの手配を行なうこととします。

 

 

当店にて用意したバックカメラは、マックスエンタープライズ社製品で、

輸入車での部品としては定評のあるところです。

 

 

バックカメラ本体の様子。

ドアキャッチ(トランクオープナースイッチ付き)一体型のカメラで、純正風です。

 

 

リアゲートパネルを取り外し、下側からみた様子。

分かりにくいですが、この奥にカメラが装着、取り外して生きます。

 

 

取り外したバックカメラには、オープナースイッチが付いているので、

取り外し、新しいカメラに取付直します。

 

 

カメラを設置した後は、配線を引き込んで生きます。

ドアヒンジ部分にある、ゴムジャバラの中に、配線を通していき、

車両前方へもって行きます。

 

 

純正モニターの取り外しの様子。

この裏側に、インターフェースがありました。

 

 

ここで信号線であるピンケーブルを差し替え、電源を取り直していきます。

 

 

一通りの作業の後、作動確認をします。

無事、後方が表示されていますね、

 

これで安心して、部品を組み付けていけそうですが、

結構大掛かりな作業なので、全部もどすのに、

まだしばらくかかりそうですが、がんばらねばなりません。

 

 

バックカメラ装着の様子。

きれいに収まっていますね。

 

 

作業が完了の後、いついものように、

納車準備にて、美装と洗車を実施。

外はもうすっかり、暗くなっています。

 

本当に日が暮れるのが早くなりましたね。

このまま、12月の冬至まで、どんどん暗くなるのが早くなっていきますよ。

もう、そんな季節になったことを、実感しながらの作業です。