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ポルシェパラメーラ LEDディライト配線修理 

09年式 ポルシェパラメーラの社外LEDディライトウインカーの不灯にて、点検修理です。

 

お付き合いいただいている、輸入車専門の整備工場からのご依頼で、出張にて点検、

他、ナンバー灯のLEDバルブとキャンセラーの交換も合わせて、承ったものです。

 

 

パラメーラは、ポルシェの4枚ドア仕様の自動車です。

(正確には5ドア、ハッチバックタイプ)

 

白くてピカピカの自動車です。

 

 

同時作業として、ナンバー灯のLEDバルブの交換にて、

製品の支給品を取付します。

 

右側にあるのが、キャンセラーですね、

かなり薄型の作りになっていますよ。

 

輸入車は、なにかと、アフターパーツに交換した際に、

メーター内インジケーターで、異常を知らせてしまいますが、

これは、その対策製品になります。

 

さて、人様の土俵での仕事のため、

今回はそんなに悠長なことは言っていられませんので、

先を進めます。

 

 

さて、LEDディライトウインカーの作動確認をしたところ、

たしかに右側のほうが、ディライトもウインカーも作動しません。

 

現車側の配線の入力信号とアースを確認のところ、正常のようです。

ならば、ディライト本体の可能性があったため、車両よりとりはずしての点検を実施します。

 

ところが、直接、電源をかけて試験したところ、デイライトが白色に点灯します…

 

 

ウインカー側も正常点灯しています。

おかしい!、車両側での配線系統に問題はなかったはずなのですが…

 

 

ウインカーに使用する、ハイフラ防止用キャンセラーも、点検していきます。

直接、点灯や不灯に関連するわけではないのですが、

テスターにて、抵抗値を測定します。

 

キャンセラー本体に記述があった、6Ωを表示しています。

とりあえず、キャンセラーも問題はなさそうです。

 

 

キャンセラー本体には、6Ωの記載が確認できます。

 

 

とりあえずは、ディライトとキャンセラーを手直しし、

再度、現車側の確認をしなければいけませんね。

 

写真は、配線の作り直しの様子。

 

 

配線の接続部分には、ハンダにて結線の上、伸縮チューブを使います。

使用しているのは、防水仕様のものです。

 

 

現車側での作業で夢中になったこともあって、

修理の様子を記録してはいないのですが、

配線の接触不良が疑われる部分を修理したところ、

正常に点灯が確認できました。

 

点検時は電圧があったようですが、時として、電圧がなくなってしまったようです。

なかなか、電気はとっつきにくいものです。

 

 

LEDディライトウインカーの修理が終わったので、

ナンバー灯の取付交換作業にはいります。

写真は、取り外す前の状態。

 

 

そして、いきなり交換後の様子です。

なかなか明るく、自然な色合いをしていますね。

 

 

ナンバー灯の点灯の様子。

かなり明るく照らしているのがわかりますね。