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クロスビー 純正USBソケット取付

平成30年式 スズキクロスビー(MN17S)に、スズキ純正用品の、USBコネクターの取付にて入庫です。

 

以前アラウンドビュー接続ユニットの取付したお客様から、

改めてご依頼いただいたものです。

 

 

メーカー純正仕様の用品のため、

すでに、装着場所が確保されています。

 

ここに丸型のUSBソケットを設置、配線していく仕様になるものです。

ソケットは、お客様にてご用意頂き、他の接続ケーブルは当店にて用意したものです。

 

 

さて、ここで接続に伴う技術情報ですが、

画像にある、丸型のUSBソケットは、オーディオ側へ接続するUSBコードが、

同ソケットとともにディーラーオプションとして出ています。

 

したがって、ソケットと、対応した装着ナビメーカー対応のコードを、あわせて購入する必要があり、

その種類はパナソニック用、カロッツェリア用、ケンウッド用と3種類ありますが、

それは、純正カーナビでの対応品であるようなので、少し注意が必要です。

 

というのは、 メーカーでいう上記3メーカー製のコードは、

あくまでスズキ純正カーナビ扱いでの対応品で、

その製品を装着しているなら、なにも問題はありませんが

 

もし、社外のカーナビを装着している場合、同じメーカーだからと、

対応純正ケーブルを接続しようとしても、接続はできないものです。

 

今回は、パナソニック社製の、社外カーナビのため、

現在、同製品での適合しか、確認はできていませんので、

カロッッツェリア、ケンウッド社の社外製品を、純正USBソケットに

接続しようとするなら、予め購入先に確認しておいたほうがよさそうです。

 

 

パナソニックでのケースのお話として、ご案内しますが、

純正USBソケットの裏側の差込口は、画像のようになっています。

 

これは、パナソニック社製品のナビ側の接続口と同じ形状をしていますが、

スズキ純正のパナソニック対応ケーブルの場合、

ナビ側の接続口の形状が異なっています。

 

未確認ですが、おそらく、純正カーナビのパナソニックにのみ対応したケーブルと考えられ、

社外カーナビへ接続はできないものとなります。

 

この場合、単純に、同ソケットとパナソニックカーナビ用の適合したカプラーの

ケーブルがあればいいのですが、

パナソニック純正の部品でも、今のところ、そのような部品は出ていません。

 

 

こちらは、パナソニック社の純正USBケーブル、CA-LUB200Dですが、

青いカプラーが、カーナビ側接続カプラーで、

反対側は、通常のUSBのメス側になっています。

 

 

それにたいして、

こちらはスズキ純正のUSBケーブルで、

純正品番 99000-79AW3 ケンウッド接続用です。

 

 

ようするに、画像のような接続にしていかなければならないということです。

結局、いったんUSB接続の口に変換し、

それぞれ、オス側とメス側にて接続し、

ともに、純正USBソケットと、パナソニック社外カーナビへ接続するというもので、

現状では、これしか接続の方法がないと思われます。

(2018年2月10日現在)

 

 

ながながと、講釈をしてしまいましたが、

ご存知の方には、釈迦に説法であります。

 

それでは、気を取り直して、さっそく取付を始めていきます。

まずは、ナビ周辺パネルの取り外しから作業の開始です。

 

 

同時進行にて、USBソケットのメクラセンを取り外し、

ケーブルを通していきます。

 

この後は、オス側とメス側のUSB口をつなぎ合わせて、

ハーネステープ等で、巻いていき、

ケーブルが抜けてこないように養生しておき、

ナビ側へ接続することで、完了です。

 

 

純正USBソケットの装着の様子。

無事、設置ができましたね。