カムロードとは、「道路に来る」という、分かるようなわからないような、意味合いになるのでしょうか、
しかしながら、なぜかキャンピングカーにぴったりな名称でもありますね。
今日は、そんな平成30年式 トヨタカムロード(KDY231)に、
すでに装着済みの室内灯をリモコン操作できるようにすることと、
もうひとつは、タイヤ灯の新設にて入庫です。
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「来る道路」と言うのは、arts氏ですが、
それではあまりに芸がありませんね、
せめて、道路に来る→道を駆け巡る、くらいに言ってほしいものですが、
今日は、そんなarts氏に取付をやってもらいましょう。
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お客様にご用意頂いた取付の部品は、輸入物のようですが、
LED用の調光機能付きのリモコンです。
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そして、タイヤ灯に使用する部品がこちらで、
あわせてお客様にご用意頂いたものです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=706x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i1809200591c0058b/version/1568177233/image.jpg)
何はさておき、試験点灯から始めます。
無事、点灯しましたね。
これで、安心して取付ができますが、
arts氏はさすがですね、学習しています。
先に製品の試験をしてから、取付作業にはいるのですから。
昔は、何も考えずにいきなり取付をして、
いざ、作動試験をしたら、案の定、作動しなくて、
製品が悪いのか、取付方がわるいのか分からず、
あわてまくっていたのですから。
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タイヤ灯というからのは、タイヤの周辺に取り付けるわけですが、
さて、どのように装着したらいいのでしょうjか。
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周辺を、よーく見てみると、
タイヤハウス上部のボディ部分に、うまく取付ができそうなスペースがありました。
裏側にはなにもなく、ここならよさそうです。
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タイヤハウスの奥を覗いて見ます。
配線をどのように通していけばいいのか、目視確認です。
やはり、フレームに直接ひいていくしかなさそうですね。
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そして、電源の取得先ですが、どうしましょうかね。
通常ならば、ナンバー灯やテールランプの裏側から引き出すものですが、
この自動車は、ボディの中に配線が入っていってしまっているので、
それらの周辺からは、取得できそうにありません。
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自動車の下側にもぐりこんで、配線を確かめてみます。
フレームにそって、メインのハーネスがひかれていました。
どうやら、このカプラーの周辺から直接取り出しをするのが、よさそうです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=706x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i971cebf536c8b33a/version/1568177394/image.jpg)
そうと決まれば、さっそく取付の開始です。
まずは、タイヤ灯の下準備から始めます。
さぁ!arts氏、早く取付て!
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作業は自動車の下側にもぐっての作業です。
arts氏は自動車の下にもぐるのが大好きです。
下にもぐって、はいつくばってコロコロしながら、匍匐前進(ほふくぜんしん)するのです。
気分はもう、軍人です。
昔、軍人になりたかったarts氏には、もってこいの作業なのです。
さて、作業の内容ですが、
先に見つけた、カプラーを取り外し、スモール信号を探し出して、
新規で配線を結線、引き出している様子です。
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配線の結線部分には、ハンダにて接続後、
防水用の伸縮チューブを使用します。
この防水用伸縮チューブは、熱を加えると、
伸縮すると同時に、ボンドが出てきて、
チューブ内を密閉することで、水を防ぐものです。
さすが、arts氏!
芸が細かいですね。
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配線処理したハーネスの外観の様子。
なるべく、目立たないように仕上げています。
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さて、スモールの信号線を取り出し、フレームを通して左右に分配しましたので、
タイヤ灯本体の取付です。
画像では、すでに穴あけ加工が終わった様子ですが、
中央に配線通し用に、左右に固定用としています。
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タイヤ灯本体設置の様子。
うまく固定ができましたね。
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タイヤ灯への配線の接続には、同じように、
防水用の伸縮チューブを使用しています。
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点灯試験の様子。
無事、点灯しているのが、確認できました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=706x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i69726ae13a2529ba/version/1568177940/image.jpg)
全体の様子。
あとは、暗闇の中、どれだけタイヤ周辺を照らしてくれるのでしょうか。
暗くなる前に納めているので、実は、実際の状態は確認できていないのです。
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さて、タイヤ灯の作業が終わったので、
次に、室内灯のリモコンの取付作業に入ります。
引き続きarts氏にお願いすることにします。
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本体を取り外した後、単体での点灯試験を行います。
今回の作業は、横にあるリモコンで照明のON/OFFの他、
照度も3段階で調整できるようにしようという算段なのです。
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室内灯本体を分解していきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=706x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/ic8fd32e96e451cc5/version/1568177621/image.jpg)
もともと装着済みのスイッチ基盤も取り外していき、
新設のリモコンユニットの設置場所をさがしていきます。
どうやら、この周辺では、設置場所が工面できそうにはありませんね。
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反対側のカバーもはずしてみると、
中が空っぽになっています。
これはいい場所ですが、うーむ! 配線の処理はどうしましょうかね、
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=706x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i633052de1ddd5e03/version/1568177664/image.jpg)
なにげに側面から、本体を覗き込むと、
LED基盤の下側が空いているではありませんか。
い~じゃないですか!(タックハーシーの口調で)
思わず、arts氏はつぶやきます。
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室内灯本体に配線を通した様子。
2芯線を×2で通しています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=706x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i3482649f8400a0f5/version/1568177734/image.jpg)
リモコンユニット設置と配線作業の様子。
設置場所にあわせて、配線の長さを調整しながら結線していきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=706x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i1330e224f7addc09/version/1568177754/image.jpg)
なんとかうまくユニットを設置することができそうです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=706x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i7bc93d1c7f5b4e2f/version/1568177796/image.jpg)
室内灯の反対側の様子。
基盤を元に戻していき、配線を取り出します。
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リモコンにて、点灯試験を実施。
無事、リモコンでON/OFFができました。
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車両側へ元に戻していきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=706x10000:format=jpg/path/s0c18fae4862e0e58/image/i52360511a5dd7768/version/1568177983/image.jpg)
最終確認にて、作動試験を実施。
無事、作動が確認できました。
が、調光機能のほうが、あまりかんばしくないようです。
100%、50%、25%の3段階での調光なのですが、
25%の場合、あまり50%と変わりがないように思えます。
それでも、100%と50%では、明らかに、違いが感じられたので、
まぁ、いいのかなというところでした。
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他にも、フラッシュ等の機能がありましたが、
実際にやってみると、室内灯がチカチカして、落ち着きません。
さすがにこの機能は使うことは無いのでしょうが、
リモコンで遠隔操作ができるようになったのは、
なかなか面白いですね。
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